ハーブの歴史について

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鼻腔に心地よく香る爽やかなイメージと共に知られるこのハーブは、主にヨーロッパ南部の地中海沿岸にて生産される植物として有名です。小さな葉の上にピンク色の花を咲かせるという見た目の可愛らしさもさることながら、肉料理や魚料理をはじめとする料理への香り付けなどにおいても多々用いられています。

 

その起源を遡ると人々に愛されてきた歴史は意外と古く、古い文献によると古代ギリシャ時代や古代ローマ時代にはお風呂の中に入れられたり、あるいは男達が酌み交わす酒の中にも入れられて、独特の風味を醸し出してきたと言われています。その日常的な使用頻度の多さを示すかのように、ギリシャ神話の中でもたびたび登場します。よく知られたところだと、スパルタ王の美しい愛妻ヘレナが流した涙がこれらのハーブに生まれ変わったものとして象徴的に描かれる場面もあります。

 

またシェイクスピアの傑作として名高い戯曲「真夏の夜の夢」においても、その作中に登場する妖精が暮らす神聖なる場所としてこれらの草花の生息地が登場します。きっとそれほどまでに人々を虜にし、惑わす魅力を持ったものとされてきたのでしょう。その意味でも紀元前の時代から現代に至るまで、一環してあの香りを放ち続けてきた尊い存在と言えるのです。